温家宝首相、天安門事件や法輪功などの名誉回復を提案か

【大紀元日本3月28日】中国の温家宝首相が最高指導部の会議の席で、1989年に武力弾圧された学生民主運動「六四天安門事件」や、故胡耀邦氏と趙紫陽氏の両総書記、集団弾圧されている法輪功について、その名誉の回復を幾度も提案したという。24日、海外の中国語ニュースサイトなどが伝えている。

それによると温首相の提案は、最高指導部の保守派に反対された。中国語サイトで伝えられた内部情報によると、法輪功への名誉回復と弾圧中止に反対するのは、弾圧を発動し推し進めている中央政法委の周永康書記など、江沢民派閥のメンバーであるという。

現時点において、この情報の真偽はまだ不明である。

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