国際的女優チャンツィイー 薄熙来氏と援助交際か すでに出国禁止とも

国際的に有名な中国の女優、チャンツィイーが重慶市元トップの薄熙来氏と親密な関係にあったと海外の華字ニュースサイト・博訊が29日に伝えた。各国メディアもこぞってこの話題を取り上げている。

 報道は、現在取り調べを受けている大連実徳グループの徐明氏の供述として、2007~11年の間、徐氏の仲介で2人は10回以上密会し、ベッドを共にし、「薄氏は一晩で1千万元(約1億3千万円)をチャンに支払った」と伝えた。

 チャンは現在当局からの調査を受け、出国禁止状態だという。

 徐明氏は薄氏の息子の留学費用を肩代わりするなど薄氏一族を経済的にバックアップしたとして、薄氏失脚後、当局に身柄を拘束された。

 徐氏はさらに、チャンを「ほかの2人の政府高官」にも紹介し、自身もチャンと親密な関係にあったと証言したという。博訊ネットの4月の報道によると、徐氏はかつて薄氏に100人以上の女性を紹介し、中には「誰もが知っている有名人も含まれている」という。

 シンガポールのニュースサイト・AsiaOneによると、チャンは過去10年間、富豪や政界要人に性的サービスを提供し、合わせて7億元(約91億円)の報酬を受け取ったという。

 チャンは先日閉幕した第65回カンヌ映画祭では、新作映画の撮影を理由に招聘を辞退したばかり。

 一連の報道に関して、チャンは29日夜、自身のミニブログで「荒唐無稽」と真っ向から否定し、デマを流布したとして、香港紙・蘋果日報に対して「法的手段も辞さない」とのコメントを発表した。しかし、韓国やシンガポールなど各国メディアが報じているにも関わらず、なぜ蘋果日報だけが名指しされたのか、そしてなぜこの話の出所である博訊ネットに触れなかったのか、真偽はまだ闇の中。

 (翻訳編集・高遠)

 

 

 

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