【大紀元日本6月7日】この写真は、マンハッタンのほぼ中心にあるブライアント公園で撮った木の樹皮です。濃淡のグレーに黄色と白っぽい斑点模様で、まるでモネの絵画を思わせるような筆タッチではありませんか。この木は、今回ニューヨークで泊まった家の並木と同じもので、2階の部屋の窓から見えたのですが、あまりに立派なのでびっくりてしまいました。バンクーバーでは見かけたことがない気がしたので、こちらに戻ってきてから、ブライアント公園のウェブサイトで調べたらプラタナス(Platanus acerifolia)だと判明しました。
バンクーバーのプラタナスは日本のスズカケノキ(鈴掛の木、篠懸の木 Platanus orientalis)が主流です。
今から80年ほど前、ブライアント公園を改築するにあたって、フランス式庭園(左右対称性、幾何学的な池の配置や植栽の人工的整形などが特徴)を代表するパリのチュイルリー公園(the Jardin des Tuileries in Paris)を参考にしたのでした。それでヨーロッパの雰囲気を100%醸し出しています。この種類のプラタナスは成長が早く、高いもので40メートルにまで達すると分かり2度びっくりしました。
(撮影=ニューヨーク・はのち 2012年5月11日)
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