誠実が一番

【大紀元日本6月19日】競争の激しい昨今、誠実で正直な人は不器用であると言われます。ずる賢い人が出世し、利口な人が利益を得る時代。しかし、その一方で世の中の人間関係はとても緊張しています。誰も本音を語らない、味気ない世の中で、誠実な人は本当に稀有な存在。古人曰く、「誠は五常(仁、義、礼、智、信)の本であり、百行の源である」。今、誠実な人は宝石よりも貴重なのです。

晏殊が朝廷に仕えている時、国は安定していたので、殆どの官_li_は遊興に耽っていた。楼閣や酒場は重厚なカーテンで覆われ、その中で官僚たちは思う存分遊びに興じることができる。一方、晏殊は当時非常に貧しく、他の官_li_と一緒に豪遊することができなかったため、兄弟と共に家で勉学に励んだ。ある日、東宮(太子が住む場所)に仕える官_li_に晏殊が選ばれたという噂が広まり、大臣たちもその理由が分からなかった。次の日、朝廷に集まった大臣たちに、皇帝が説明した。「最近、多くの官_li_たちが遊興に耽る中で、晏殊だけが家にこもり、兄弟たちと勉強していたと聞いている。このように、慎重で用心深い人間が東宮に使える資格があるのだ」

▶ 続きを読む
関連記事
恋煩いで半年も食べられなくなった女性。名医が見抜いたのは、体の病ではなく「考えすぎ」でした。心と胃腸をつなぐ中医学の知恵をご紹介
肌のくすみ、抜け毛、疲れやすさは「気血不足」のサインかもしれません。中医学の視点から、食事・睡眠・運動で内側の活力を整える方法を紹介します
森を歩いたり、緑を眺めたりすると、なぜか心が落ち着く――その感覚には、科学的な理由がありました。自然に触れることで脳のストレス回路や注意力に起こる変化とは?わずかな時間でも得られる意外な効果と、日常に取り入れる方法に迫ります。
ハーブは飾りではなく、栄養豊かな「食材」にもなります。ペルシャ料理に学ぶ、抗酸化物質とポリフェノールを毎日の食事で増やす工夫を紹介します
小さなランタナは、互いに争わず、それぞれの時に咲く。人と比べず、自分の色と出番を信じて生きることの美しさを見つめます