違法金採掘の中国人、124人逮捕 強制送還も=アフリカ西部ガーナ
【大紀元日本6月8日】ガーナ当局は先週末から今週始めにかけて、違法な金採掘を行ったとして124人の中国人を一斉逮捕した。また同国入国管理局スポークスマンによると、逮捕者を強制送還する予定だという。
ガーナは、南アフリカに次ぐアフリカで第2の金の所有国。近年、金の価格が高騰している。一攫千金を狙う中国人が大量に入国し、違法な金採掘を行なっていることが国内問題になっていた。伝えられるところによると、国民の反感を買った一部の中国人が射殺されるなどの事件が起きている。
ガーナでは米国などの大手鉱山会社が操業しているが、小規模採掘については本国人のみが許可されており、外国人は技術や設備支援のみで採掘自体は許されていない。違法採掘の取り締まりを強化する当局は先月から合わせて181人の中国人を逮捕した。
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