信仰を侮辱した者への報い
【大紀元日本10月30日】《魏書》によると、北魏の時代の司徒(役職名)崔浩(さいこう)は賢くて記憶力に優れ、大変な物知りだった。太武帝からも厚い信頼を受け、重用された。
しかし、彼は仏を嫌い、寺を壊して僧侶を排斥するよう太武帝に薦め、仏教弾圧の立役者となった。崔浩は自分の妻が経を唱えているのを見ると激怒し、その経を焼き捨てた。一方、崔浩の弟である崔頤(さいい)、崔模(さいも)は信心深く、仏像を見ると必ず拝んだ。崔浩は彼らを嘲笑し、仏教の信仰をやめるよう警告したという。
その後、国史問題で太武帝を怒らせてしまった崔浩は残酷な拷問を受けることになる。太武帝は数十名の兵士に、崔浩の体に糞便をなすりつけるよう命じて崔浩を辱めた。彼の悲痛な叫び声は、遠くまで響き渡ったという。崔氏一族は皆殺しとなり、死体は街中にばらまかれたが、崔頤と崔模だけは災いから免れた。
関連記事
スマホの長時間使用は、視力低下、聴力障害、心血管リスク、姿勢異常、生殖機能低下、メンタル不調まで関係します。専門家が指摘する6大リスクと減らし方を紹介。
客室乗務員が勧める搭乗前の9つのマナー。髪を洗う理由から服装・香水・裸足NGまで、機内を快適に過ごすための意外なコツを紹介します。
果物や野菜がすぐ傷む原因は、熟成を促すガス「エチレン」。その働きを理解すれば、熟成を早めることも遅らせることも可能です。食材を長持ちさせる保存ガイド。
がんは「どこにできたか」より「どんな遺伝子異常か」で治療が変わる時代へ。がん種横断治療の考え方と代表マーカー、限界点を整理します。
人工甘味料飲料も糖質飲料も、脂肪肝の発症リスクを高める可能性があることがヨーロッパの大規模研究で判明。毎日の飲み物の選択が肝臓の将来を左右します