神韻世界ツアー2014開幕  待っていた 光と希望のステージ

【大紀元日本12月31日】2007年から始まった神韻芸術団の世界巡回ツアー公演。今回で8回目となる同公演は、その規模と内容をさらにレベルアップし、従来の神韻3団(神韻ニューヨーク芸術団、神韻巡回芸術団、神韻国際芸術団)に、神韻世界芸術団が新たに加わった4団によって行われる。ますます期待が高まる今期の神韻ツアー。その先頭を切って、12月23日夜、米テキサス州ヒューストンで神韻ニューヨーク芸術団による公演が開幕した。

全席満員 あふれる熱気

23日午後7時半、ヒューストン市の著名な劇場ジョーンズ・ホールは、全席満員の熱気に包まれていた。興奮と期待のなか、幕が上がる。ステージ上にあふれる金色の光。歓声と驚きの声が客席から上がった。

全演目が毎年一新される神韻公演には、熱心な神韻ファンのリピーターと、初めて神韻を目にする観客の両方が、この光のステージをお目当てに詰めかけた。観客の多くは、正装やドレスアップした夜会服に身を包み、家族や友人を連れ立って来た。それはこの日が、観客にとって、待ちに待った特別な日であることを物語っていた。

中華五千年の文明を、その一幕ごとに生き生きと再現した神韻のステージは、伸びやかな音楽とダンサーの完璧な演技が相まって、純善純美の境地へと観客を誘う。それは、無限の希望とこの上ない喜びを観客へ届ける、すばらしいクリスマス・プレゼントとなった。

一つの演目が終わるたびに、客席からは、大きな歓声と拍手が湧き起こった。全演目が終わったフィナーレでは、観客の多くが、長い時間にわたるスタンディング・オベーションと拍手で、ステージ上の神韻団員を賞賛した。

カナダ首相より祝辞

神韻公演開催に先立ち、各方面の著名人から同公演へ、多くの祝辞が寄せられている。

来年1月2日から4日まで、カナダの首都オタワで行われる神韻公演に向けて、カナダ首相のスティーブン・ハーパー氏、カナダ総督のデービッド・ジョンストン氏、オタワ市長のジム・ウェストン氏など政界の要人も祝意を表した。

ハーパー首相へは11月28日、神韻公演の協賛団体の一つである新唐人テレビのスタッフが表敬訪問し、同首相へ、神韻紹介のパンフレットを手渡した。ハーパー首相は、07年のカナダ初公演から毎年欠かさず、神韻へ祝辞を送っている。

同首相は、今年の神韻公演に送った祝辞のなかで、「私はカナダ政府を代表して、神韻に最高の祝意を表するとともに、観覧する皆さんが大いに楽しめる一夜を過ごされることを願っています」と述べた。

オタワ市長のジム・ウェストン氏は、そのメッセージのなかで次のように語った。

「オタワ市議会議員およびオタワ市を代表して、真の芸術である神韻公演に歓迎の意を表せることを光栄に思います。五千年の歴史を有する中国伝統文化、その中からインスピレーションを得て作られた神韻の舞踊と音楽は、まさに完全なる美の結合と言えるでしょう」

11月28日、カナダのハーパー首相(中央)と神韻公演の協賛団体の一つ、新唐人テレビのスタッフ (首相広報室より写真提供)

神韻日本公演 まもなく開催

今回の神韻日本公演は1月29日から2月6日まで、東京で6回、神戸で3回の公演が行われる。

神韻世界ツアーは今回で8回目であるが、日本公演については、東日本大震災が起きた2011年の公演が開催できなかったため、今回で7回目となる。

中国国内では見られない、中国伝統文化の真髄をステージ上に具現した神韻公演は、日本でも年々人気が高まっており、毎年楽しみにしている熱心な神韻ファンも多い。

今期の神韻アジアツアー日本公演は、まだ肌寒いと思われる1月末。そんな中、神韻は、一足早く花の季節の訪れを告げる、さわやかな春風となるだろう。

(牧)