香港当局、繁華街デモ占拠区で強制排除 80人以上逮捕

【大紀元日本11月26日】香港の警察当局は25日午前9時、高等法院(高裁)による道路占拠禁止令に基づき、九竜地区の繁華街モンコック(旺角)でデモ隊の強制排除に乗り出し、バリケードなどの障害物を撤去した。

警察は催涙剤入りの放水スプレーや胡椒スプレー、警棒などを使用し、警察犬も出動した。排除に反発するデモ隊と激しく衝突し、少なくとも80人以上が逮捕され、多数の負傷者が出た。当局は25夜、排除現場に1000人に増員し、合わせて警察官4000人を動員した。

香港大規模民主化デモは26日で60日目を迎えた。同日午前8時、モンコックで第2回目の強制排除が開始した。

現場ビデオ1:香港警察によるデモ隊排除

現場ビデオ2:警察と激しく衝突を繰り返すデモ隊

香港の警察当局は旺角デモ占拠区で強制排除を実施 (大紀元)

警察は催涙剤入りの放水スプレーを使用 (大紀元)

警察は催涙剤入りの放水スプレーを使用 (大紀元)

(翻訳編集・王君宜)

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