中国共産党幹部の愛人問題、年間70万件超

【大紀元日本2月16日】中国幹部が愛人を囲うことはもう珍しくない。香港「争鳴」誌2月号は昨年、政府機関で発覚した女性問題が70万件を突破し、うち21万7700件は法廷争いに持ち込まれた。また、当事者の70%は課長クラスの幹部に当たるという。

中国共産党新聞網(ネット)は3日、評論記事を掲載し、「幹部らの道徳低下は著しいもので、ドラマのように刺激的だ」と多発する愛人問題を批判した。

党の人事を担当する中央組織部は1月、「幹部の家庭状況調査票」の記入を幹部に要求した。婚姻状況の報告も義務付けられている。離婚などを隠蔽した場合、今後、昇任できなくなるという。

党機関紙・人民日報傘下の雑誌・人民論壇2010年8月の報道によると、調査・処分を受けた腐敗幹部の95%に「愛人」がいるという。

(翻訳編集・王君宜)
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