東京ドームで2月13日から、 世界最大級の蘭の祭典「世界らん展日本大賞2016」が開催されている。
毎年、洋蘭、東洋蘭(シュンラン、カンラン等)、日本の蘭(エビネ、セッコク等)など、様々なラン科植物が世界20〜25カ国から約3000種10万株が集められ、美しさを競う。開催期間中の来場者数は延べ約15万人が訪れるという。
会場の入り口は、カラフルな蘭をふんだんに使い、明るく華やかなカーニバルをイメージした「オーキッド・ロード(蘭の道)」が出迎えてくれる。花ゲートをくぐると胡蝶蘭の楽園が広がる。
7メートルの高さを誇る世界最大の蘭「タイガーオーキッド」や、株丈が僅か数センチ、花は2~3ミリほどで、指の上にのるようなかわいらしい蘭が比較して展示され、初日に60分待ちの列ができるほどの人気だった。今年の干支にちなんで、花の中心部がサルの顔に見える「モンキー・オーキッド」など珍しい蘭も展示されている。
寒い冬に凛と咲く蘭、会場を訪れた人達は心癒やされるひとときを過ごした。らん展は19日まで。
(こずえ)
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