筋ジストロフィーの友人を背負い ヨーロッパの旅へ
男の友情が、ある障害者の夢を叶えてくれそうだ。「筋ジストロフィー」という重い病気を患うアメリカ・インディアナ州に住むケヴァン・チャンドラー(Kevan Chandler)さんは、友人と共にヨーロッパへ旅に出る決心をした。両手両足が使えず、普段は車椅子のチャンドラーさんが長旅に出るのは容易ではない。そこで、友人の一人が、彼を「バック・パック」にして背負い、一緒に旅行しようと提案した。寄付金が集まれば、彼は4人の友人と共に6月からフランス、イギリス、アイルランドの名所を周る予定だ。
チャンドラーさんが最も行きたい場所の一つが、アイルランド沖にあるスケリッグ・マイケル島。切り立った崖の上にある神秘的な修道院へたどり着くには、600もの階段を登らなくてはならない。3人の友人は交代でチャンドラーさんを背負って階段を上るという。
「僕の哲学は、とにかく前へ進むことなんだ」と語るチャンドラーさん。旅行が実現すれば、チャンドラーさんは旅行記を書くという。彼の本が他の障害者を勇気づけることを願っているそうだ。チャンドラーさんたちへの寄付金は、GoFundMeで受け付けている。
関連記事
古代中国の周代で行われた冠礼は、成人を年齢ではなく徳と責任の成熟で認める儀礼だった。日本の元服にも継承された「成人という身分」の原点を探る。
同じ家族でも異なる自閉症の姿――鍵は2つの遺伝的要因にあった。最新研究が示す遺伝の仕組みと、重度自閉症に希望をもたらす治療の可能性を丁寧に解説する注目記事。
いま、「成人」という言葉は、主に「年齢」を表すものとして使われています。「何歳からが大人か」という数字の話はよ […]
睡眠は「良い・悪い」だけでは測れない。研究が明かす5つの睡眠パターンと脳への影響を解説。自分の眠りの癖を知り、心と体を整えるヒントが見えてくる注目記事。
もう2026年?もう1週間たったのに、年が始まった気がしない。同じ感覚の人、きっと多い。無理に切り替えなくていい。焦らなくていい年明けの話。