暗殺未遂事件頻発 習近平国家主席に歴代最高の護衛態勢
中国共産党第18回大会後、党内の反腐敗を主導する習近平氏や王岐山氏に対する暗殺未遂の伝聞が度々伝わってくる。北京の情報筋によると、現在習近平氏の護衛態勢は歴代最高指導者の中でも最高レベルだそうだ。
博聞社3月7日付けの報道によると、習氏の現在の護衛態勢は歴代最高指導者の中でも最も厳重であり、外出するときの護衛は通常の政治局常任委員の最高レベル「第一級態勢」を遥かに超えている。毛沢東はかつて陸軍のみの中央警備団が付いただけだが、習氏が外出時の警備に関わっているのは、武装警察や陸軍特殊部隊、空軍、ミサイル部隊、時には海軍にまで及ぶ。この異常な警備態勢が、共産党内部で習氏の政策に抵抗する勢力がうごめいていることを反映している、と報道は分析した。
また香港メディア「争鳴」2016年3月号の報道によると、習近平当局はすでに指導部の要人が不慮な事故により職務を遂行できなくなる4つのケースを想定して、緊急対策方案を制定した。これは習陣営の反腐敗の決意と反対勢力の抵抗の激しさを如実に反映し、両陣営の決戦もいよいよ近づいていると見られている。
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