長江流域の大洪水
急激な河川水位上昇で「一家三人」が水没
中国メディアの報道によると、6月30日から、中国南方、長江(揚子江)流域などの地域に集中豪雨が続き、多くの地域が歴史的な大洪水に見舞われた。湖北省、江西省、安徽省、湖南省、江蘇省では、最も被害が甚大だと伝えられている。
7月4日「新安晩報」の微博サイトに、長江と青弋江が合流する地にある安徽省蕪湖市に流れる河川の水位の急激な上昇を実感できる一組の写真が投稿された。
写真は7月1日から4日まで蕪湖浜江公園にある「一家三人」という彫刻が撮影されたものであり、「このままでは、一家三人はいなくなりそうだ」というコメントが添えられていた。まもなく予言が的中した。
財新ネットによると、6日正午まで、計140の河川は警戒水位を超え、そのうち、13の河川及び江蘇省の太湖周辺地域では歴史的な大洪水に見舞われた。
国家防総(防災本部)の発表によると、7月3日までの統計では、全国26の省市区と1192の県が洪水被害に遭い、被災農地が約3000ヘクタール、被災人口は約3300万人、緊急避難者数は約150万人、死者186人、行方不明者45人、家屋倒壊5万6000件、直接経済損失は推定約500億元に上る。
(翻訳編集・単馨)
関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]