珍事

900万円の展示物クロスワードに書き込み、91歳の女性を事情聴取

最近、ドイツの美術館に展示されている展示作品のクロスワードに、91才の女性がボールペンで書き込んでしまうという珍事があった。作品は約8万ユーロ(約900万円)。ドイツ警察は女性を注意した。英テレグラフが14日に伝えた。

書き込まれたクロスワードは、ニュルンベルクのノイエス博物館に展示されたArthur Koepckeの1977年の作品。伝えられるところによると、作品の解説表示には「言葉を埋めてください」とあった。

女性は年金受給者で、団体旅行者の1人。警察に対し「単に指示に従っただけ。書いてほしくないなら博物館はダメとはっきり表示するべき」と話したという。

博物館の責任者エヴァ・クラウス氏によると、作品に対する損害は酷いものではなく、修復可能。責任者は「高齢女性に悪意はなかったと理解する」とし、修復費用の数百ユーロ(数万円)は美術館が負担する。

博物館は、展示作品の説明表示を変える予定だ。

 (翻訳編集・佐渡道代)

関連記事
プーチン大統領は、トランプ大統領のグリーンランド購入案を「真剣なもの」と評し、アメリカの北極圏における地政学的利益の追求を指摘。ロシアの対応策も示した。
プーチン大統領は、現在進行中のロシアとウクライナの戦争に対する長期的解決の一環として、ウクライナを国連の対外統治計画の下に置くという考えを提案している
ホワイトハウスは、ロシアとウクライナ双方が部分的な停戦を受け入れたと発表したにもかかわらず、両国は互いに誠意がないと非難合戦が続いている。どちらが誠意がないのだろうか
「光復香港」の声再び、「香港基本法第23条」の施行から1年、米中国領事館前で抗議集会。
国境を越えて人命を脅かす中国の手抜き工事。ミャンマー地震で中国企業が建てた30階建てビルが瞬時に崩壊。