絶景と美食

地上50mの空中レストラン ロサンゼルスに上陸

「席に着いて、シートベルトを締める。」これは遊園地のジェットコースターではなく、地上50メートルの空中レストランで、絶景と共に思い出に残る食事のワンシーンである。

10年前にベルギーでサービスをスタートした空中レストラン「Dinner in the Sky(ディナー・イン・ザ・スカイ)」が今月1日、ロサンゼルスに上陸。選び抜かれた一流のシェフたちが料理を振舞ってくれ、そのお値段は399~1000ドル(日本円で約4万~10万円程度)となっている。

空中レストランのテーブルは横9メートル×縦5メートルで、テーブルの外側には何の囲いもなく、足場も必要最低限だけがあり、テーブルごとクレーンで地上50メートルの空中まで吊り上げられ、毎回22人まで着席することができる。毎日朝食、ブランチ、夕食と異なる時間のサービスを提供しており、昼の景色から夜景まで異なる景色を楽しむことができる。

空中レストランの足場(ネット写真)

ベルギー出身のDavid Ghyssel氏が2006年に考案した空中レストラン。現在世界45か国とパートナーシップを持ち、これまではフランス、イギリス、ブラジルなど既に世界40都市で不定期のイベントが開催された。残念ながら日本とはまだパートナーシップを結んでいないため、イベントの参加は他の国でするしかないという。

ロンドンで開催された空中レストランのイベント(ネット写真)

安全性については、ドイツの安全認証 DIN 4112に基づいた装置を使用し、保険も完備しているとのこと。また、安全のため多少の制限があり、16歳以上で身長140cm以上、体重は150kg以下の人しか乗ることが出来ない。

(編集翻訳:山本アキ)

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