リオ五輪
米アスリート御用達 中国伝統医療「カッピング」が大人気
カッピング(吸玉療法、抜罐)とは、中国医学の伝統的な治療法の一つで、米国のオリンピック選手の間で積極的に取り入れられていることから、今最も熱い視線が注がれている自然療法だ。米国の著名なアスリート、水泳のマイケル・フェルプス選手の身体に残るカッピング跡は、彼の獲得した金メダル同様、世界中から注目を集めている。
「フライングフィッシュ」の異名を取る同選手が、記念すべき19枚目の金メダルを獲得した時、各国メディアはメダルと共に彼の身体に残るカッピング跡について大々的な報道を行った。
以前、フェルプス選手はマスコミの取材に応じた際に、身体の調整のため、中国の伝統療法「抜罐」を好んで用いていると明かしている。今回のオリンピックで同選手の身体のカッピング跡がテレビに映し出され、大手メディアの多くもこぞってカッピングを取り上げたため、この中国伝統医療が一躍脚光を浴びることになった。
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