臓器狩り
臓器移植の闇ブローカー主犯格 韓国に帰国し自首
中国でいまだに行われている違法な臓器移植。中国の複数の医療機関と結託して、韓国人患者を中国へ送り込んでいた臓器移植の闇ブローカーの主犯格が、韓国へ帰国し自首した。容疑者はインターネットで移植希望者に呼びかけて「わずか1、2週間の待機時間で移植手術ができる」と説明していた。
9月12日、韓国の釜山警察は自首するため帰国してきた韓国人の金容疑者(43歳、男性)を空港で逮捕し、臓器移植法等に違反した 疑いで起訴した。
金容疑者は2006年から2011年にかけて、仲間の趙容疑者(53歳、男性)と共謀し、インターネット上に臓器移植患者の会などの名称で複数のサイトを開設して、臓器移植の仲介を行っていた。容疑者らは、慢性腎不全、肝臓がん、重度の肝硬変、心臓病などの患者に対し、中国の病院で「わずか1、2週間の待ち時間で臓器移植を受けることができる」と宣伝していた。
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