米国生まれのジャイアントパンダ3頭 もうすぐ中国へ里帰り
米動物園はこのほど、同国で誕生したジャイアントパンダ3頭を近いうちに中国に返還することを明らかにした。ワシントン国立動物園の園長は、中国の繁殖プロジェクトに参加させるためと説明し、別れを惜しむ市民を慰めた。
いずれも3歳のメスのパンダで、アトランタ動物園の双子、美倫(メイルゥン)&美奐(メイホワン)ちゃんは11月初旬、ワシントン国立動物園の貝貝(ベイベイ)ちゃん(同)は来年初めに、パンダの輸送に適する冬に中国にわたる予定。
中国からジャイアントパンダを借りている全米4つの動物園は同3頭以外に、計12頭を飼育している。アトランタ動物園では9月にもパンダの双子が生まれたばかり。
関連記事
【大紀元日本6月16日】中国の胡主席が訪日の置き土産として残した「レンタルパンダ」に反対する市民団体が15日午後、東京・上野動物園前で署名活動を行った。この活動を主催している「レンタルパンダいらない
2017年6月12日に生まれたジャイアントパンダの子が、生後一カ月を迎えた。母親「シンシン」と父親「リーリー」が来日したのは6年前の冬。国賓待遇で迎えられたこの希少動物の背後には、中国当局による商売道具としての要素が強い。
【大紀元日本8月28日】四川省成都のジャイアントパンダ繁殖研究基地は最近、体調変化から「妊娠待遇」を受けていた日本生まれのパンダ・愛浜(アイヒン)は、実際は妊娠していない「想像妊娠」だったと発表した。
山西省太原市の公営動物園で飼育されているパンダは、来場客から投げ入れられたお菓子やゴミを口にしている。その様子をとらえた写真が、中国SNS微博などのネットで注目を集め、「世界で最もかわいそうなパンダ」と呼ばれるようになった。