ハロウィーン

お化けよりも本当に怖いもの 人形で社会問題表現=米デトロイト

ハロウィーンの時期が迫っている。大人たちは、家に幽霊やカボチャの飾りをほどこして「夜にはお化けがいたずらしに来るぞ」と、子どもたちを怯えさせるかもしれない。しかし、米ミシガン州デトロイトに住む、孫をもつ女性は、違った角度から「子どもに対する恐怖」について伝えている。

地元メディアWJBKによると、LaRethia Haddonさんは、自宅の庭に6体の大きな人形を使って、社会問題について表現した。たとえば、レイシズム、警察の暴力、子供の誘拐、同市が生活用水に使用していたフリント川の水質汚染問題など。

それぞれの人形は、テーマとなる社会問題を表すセリフを掲げる。たとえば、警察の暴力について、無防備な市民をあらわす人形は「私は手を挙げています」。水質汚染のために黄色く濁った水が入った瓶を掲げる人形は「誰もフリント川の水は受け入れられない」。

現地メディア、Michigan Liveの取材に答えたHaddonさんは、人形の飾りつけを手伝った孫たちの発言を明かした。「おばあちゃん、僕たちはもう怪物を恐れていない。それより、世界で今起きていることのほうが怖い」。Haddonさんは、展示の意義について「私たちは皆、協力しあわなければなりません。この展示をしても、しなかったとしても、問題は現実に起きているのです」と答えた。

(翻訳編集・佐渡 道世)

関連記事
5月8日に行われた米国とフィリピンの合同軍事演習「バリカタン」で、両国の軍隊はオーストラリア空軍の支援を受け、 […]
中国の悪質なネット企業が約7.6万件の偽サイトを作った。欧米のブランド店になりすまして、欧米の顧客の個人情報や銀行情報を盗んでいる。約80万人が被害に遭っている
昨年夏、州弁護士会はチャップマン大学ロースクールの元学部長であるイーストマン氏を、2020年の大統領選挙後にドナルド・トランプ前大統領の代理人を務めていた11件の不正行為で起訴した。イーストマン氏はトランプ大統領の弁護をしたことや、不正選挙を主張し選挙結果に疑問を呈したことを後悔していないと発言した。
こうして、丘を越え、丘を越え、明るい空の方向に進み、疲れと空腹でへとへとになっていた。 地図が打ち上げられようとしている海辺に着いたとき、崖であることに気づいて唖然とした! 崖の下はマカオへの海路だったのだ。ドキドキする心臓を抑えながら、崖の端に偶然、竹の棒を見つけた。 歓迎の潮風が劉さんたちを幸せな気分にさせる。 もちろん、これは冒険の始まりだ。
垂秀夫前駐中国大使は9日、長年に渡って日台間の友好関係を推進してきた実績から、台湾の蔡英文総統より勲章を授与された。垂氏は自身と台湾との深い縁に言及し、今後も日台関係の強化に尽力していく考えを示した。