児童の人身売買の影
上海、日本人の子ども連れ去り未遂 誘拐後の恐ろしさは…
在上海日本国総領事館は19日、市内の大型スーパー内で女児の連れ去り未遂が起きていたことを公式ページで明かし、在中邦人へ警戒を呼び掛けた。
それによると9月25日、市内にある仏系大型スーパー「カルフール」古北店で、日本人の6歳の子どもが、見知らぬ中年男性から中国語で『家に帰ろう』と声をかけられ、腕を掴まれて引っ張られ」て連れ去られそうになった。
子どもは家族と買い物に来ていたが、連れ去り未遂が起きたときは、1人でおもちゃ売り場にいたという。子どもは自力で男の手をふりほどき、家族のもとへ逃げ、ケガはなかった。
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1960年代から70年代にかけて10年間続いた文化大革命の嵐。それは中国の全国民を巻き込んだ粛清運動だった。迫害に耐え切れず自ら命を絶ったり、拷問により命を失った知識人は数百万人から一千万人以上とも言われている。
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中国当局の統計データによると、全国で物乞いをする未成年者は100~150万人に達する。そのかなりの割合は誘拐されて障害児にされた子どもである。
幼少の時どのように過ごしたか。多くの人は、お父さんにおねだりしておもちゃを買ってもらったり、お母さんに背中を押されながら嫌々塾に通ったり、わがままが通らなかったとき、「こどもはつらい」と嘆いたりしたかもしれない。
【大紀元日本10月20日】これまでに中国を訪問したことのある人ならば、大きな駅の近くや街の路上で、楽器演奏したり物乞いをしたりする児童を目撃したことがあるかもしれない。これは「児童誘拐と売買取引」と
子どもを必要とする外国人夫婦が、中国で自分たちの養子を探すとき、たいてい孤児院をめぐるだろう。しかし、中国人自身は孤児院をめったに利用しない。ソーシャルメディアで子供の広告を見つけて、違法取引する。