事故隠ぺい

中国大亜湾原発 放射能漏えい事故発生か=香港メディア

中国広東省深セン市竜崗区に位置する原子力発電所で11月に放射能漏えい事故が発生した可能性があるという。一方、同原発を運営する香港核電(原子力発電)投資公司(以下、港核投)は、放射能漏えい事故は発生していないとした。香港メディアは11日、中国当局が事故を隠蔽していると指摘した。

香港メディアの「明報」「蘋果日報」など11日付の報道によると、中国国内交流サイト(SNS)微信アカウント「中国核能」は9日、大亜湾原発で11月末行った点検作業中、プライマリー・ダンパーに漏えい事故が発生した。その後、陝西省西安市にある陝西特種ゴム製品有限公司が修復工事を担当し、11月29日工事を終了し、12月4日発電を再開したと投稿した。

港核投は10日、この投稿について、「従業員が11月16日(同原発)1号機停止状態の下で行った点検作業において、原子力島(ニュークリア・アイランド)の中の一つのダンパーから微量の油圧作動油が漏れているのを見つけたが、放射能の漏えいはない」とした。

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