お土産に?上海ディズニーのドナルド・ダックの飴玉飾りが盗まれる
上海ディズニーランドの入場門近くにあるドナルド・ダックの像が抱えていた飴玉の飾りは、来場客によりほとんど盗まれていたことが明らかになった。酉年を象徴するアヒルにあやかるつもりか、旧正月の旅行記念としてお土産にするのだろうか。その意図は不明だが、もちろん、飴玉は食用ではない。
中国ミニブログ微博で回覧される画像によると、ミッキーマウスをはじめ人気キャラクターは中国の旧正月の飾りつけで来訪客を迎えた。しかし、ドナルド・ダックが抱えていた飴玉の飾りは最近、日に日に減っていった。伝えられるところでは、「品のない貪欲な客」によって略奪されていったという。
ネットユーザは、自国民の品位の低さに嘆いている。「(飴玉が)偽物かどうかは問題じゃない。展示されていれば、盗んでいくやつがいる」「ディズニーランドは、中国本土に適していない」。
上海ディズニーランドは昨年6月にオープンし、昨年末までの来場客は約560万人。集客数は事前予想の6割とされている。日本の東京ディズニーリゾートは2パーク合算で3000万人超で、比べると中国国内では同リゾートは人気を博しているとは言えないようだ。
(翻訳編集・佐渡 道世)
関連記事
中国の詐欺グループの3人は、「上海ディズニーランドで働ける」と仲介役と偽って、200人あまりから300万元以上をだまし取っていたことが明らかになった。上海警察が6日に逮捕した。中国国内メディア・澎湃(The Paper)などが伝えた。
4月19日から26日まで名古屋、大阪、東京と神韻芸術団は8公演を行い閉幕した。観客からの感動の声をふりかえってみたい。
6月16日、中国本土初となる上海ディズニーランドの開園を前に、中国不動産大手万達集団の王健林会長は「上海ディズニーランドは今後10年~20年間、赤字が続くだろう」と発言した。
6月16日、大雨の中で開園初日を迎えた上海ディズニーランド。2日前上海浦東国際空港で発生した爆発事件の影響で、開園に当たって上海ディズニーは警戒を強め、物々しい雰囲気に包まれた。また初日に2か所のアトラクションが故障したとのハプンニングが起きた。
中国国産アニメ映画「汽車人総動員」は米人気アニメ映画シリーズ「カーズ」のキャラクターを盗作したとして、配給会社の米ディズニーが関連の中国企業3社を相手に、著作権侵害と不正競争防止法違反の訴訟を起こし、400万元の損害賠償を求めている。