2016年12月、輸出製品として、ストロベリー味のミルクシェイクを生産する工場で作業する女性(SAM PANTHAKY/AFP/Getty Images)
世界の生産舞台

中国に代わる「世界の工場」アジア5カ国=会計大手DTT

世界最大な会計事務所のデロイト・トウシュ・トーマツ(DTT)はこのほど、インド、マレーシア、タイ、インドネシアとベトナムは将来5年間に、中国に代わって「世界の工場」となるとの研究結果を発表した。香港紙「経済日報」が22日報じた。

報道によると、DTTが企業の最高経営責任者(CEO)を対象に行った調査で、将来5年間にインドなどの5カ国が低コスト製造業の最大経済体に形成していき、アパレル、おもちゃ、紡績商品などの労働集約型商品を生産していくだろうと予想。インドなどの5カ国は新たな世界の工場となるだろうと見ている。DTTは、この5カ国の英語の頭文字から「MITI-V」と称している。

5カ国の中で、インドは高技術労働者と低技術労働者の両方がいて、12億人の人口という巨大な市場との優勢を持つ。インドには高水準の教育を受けた学生も多く、製造業企業が求めるエンジニアや管理層などの人材を与えることができる。

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