6人が隔離されたドームに8か月 疑似体験で宇宙飛行士の心理を分析
男女合わせて6人の科学者たちが、外界から遮断されたドームの中で一緒に長期間過ごすというプログラムが、NASA主導で1月に始まった。人間による火星探索が今後20年で実現することを見据え、閉鎖的な空間におけるクルーたちの心理状態を分析するためだ。
米ハワイ島のマウナ・ロアに建設されたドームHI-SEAS(Hawaii Space Exploration Analog and Simulation)の大きさは直径約11メートル、高さ約6メートル。700人の志願者から選ばれた男性4人と女性2人が8か月間、この隔離された空間で一緒に過ごす。彼らの食事はフリーズドライや缶詰などで、眠るのは小さな寝台の上。外に出るときは宇宙服を着用しなければならず、外の人間との身体的な接触はできない。外界のサポート・スタッフとのコミュニケーションはE-mailで、火星にいることを想定し、接続に20分かかるようになっている。
火星ミッションに伴うクルーたちの生活は、かなりの心理的ストレスが予想される。主任調査官のキム・ビンステッド氏(Kim Binsted)は、今回のプログラムを通じて、クルーの選抜方法や人数の構成、また彼らのサポート方法などを探りたいと話している。
(文・郭丹丹)
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