第12回「WFPウォーク・ザ・ワールド」横浜みなとみらいで開催、4,439人が参加

国連WFPは5月14日、今年で12回目となる「WFPウォーク・ザ・ワールド」を横浜みなとみらいで開催しました。WFPウォーク・ザ・ワールドは、横浜の名所を歩きながら、途上国の子どもたちの飢餓撲滅を推進するチャリティーウォーク。参加費の一部は、飢餓の子どもたちの成長と就学を支える国連WFPの「学校給食プログラム」に役立てられます。主催側の調べで、4,439人が参加しました。

ゲストにはリオ五輪 競泳男子800mフリーリレー銅メダリストの松田丈志さん、中井恒二郎WFP日本事務所代表代行、各国大使の方々が参加。ほかにも多数の企業・団体の方々、子ども連れの家族などが、5kmもしくは10kmのコースを歩きました。

開会式で松田さんは、「今の日本には食糧があふれており、私も現役時代は一日に4食も5食も食べていましたが、引退後は太らないようにできるだけ食べないように気を付けています。私たちはそんな幸せな環境にいますが、世界には一日に1食すら食べられない人もいます」「食事をとれず、教育も受けることができない世界の子どもたちに対して、皆さんで楽しくウォーキングをすることによって学校給食を提供でき、栄養たっぷりの食事と教育を届けられる。そんな素晴らしいイベントが開催され、たくさんの人が参加されていることを嬉しく思います。今日はみんなで楽しく横浜を歩きましょう!」と呼びかけました。

また5km歩行後は、「風が気持ちよく、参加者とふれあいながら歩くことができました。実際に歩くと楽しいし健康的で、チャリティーにもつながってとても素晴らしいイベントだと思います」と感想を語りました。

後日WFPウォーク・ザ・ワールド専用ウェブサイト( www.walktheworld.jp )にて、寄付金額が報告されます。


(編集・甲斐 天海)

関連記事
人生の黄金期に入り、コストが低く快適な退職生活を送ることができる場所を選ぶことは非常に重要です。幸い、地球上にはアメリカよりも生活費が低い国が多くあり、その中の7カ国では、月に10~13万円前後の支出で楽しい退職生活を送ることができます。
多くの人が長生きして幸せになりたいと願っていることでしょう。これはどこの国の人にとっても共通の願いです。実は長 […]
アメリカのリーバイス(Levi’s)は、デニム生地とジーンズの製造で有名であり、その製品は世界中で販売されています。ジーンズをいつ洗うべきかという問題に対して、同社の最高経営責任者が自身の考えを表明しました。
古代中国では、二輪の戦車は戦場に欠かせない乗り物でした。紀元前2000年ごろの夏(か)の時代に現れ、歩兵や武器を戦場で移動するために使われました。
地域や王朝によって形の異なる太鼓が生まれ、それぞれ異なる場面で使用されました。