人間の敵?味方?
人工知能 (AI) はあなたのすぐそばに 不安になる5つのこと
2つのAIが突然、人間には理解不能な言語で互いにしゃべりだし、交渉を始めた。開発者は理解できないので、ロボットをシャット・ダウンした―。つい最近、Facebookが開発していたAIに起きた話だ。
チェスや将棋などのボードゲームでは既にAIは人間の頭脳を越え、その発展は急速に進んでいる。AIの活用により人間の生活は便利になるが、それと引き換えに私たちが支払う代償は何だろうか。私たちを不安にさせる5つのことを挙げた。
Facebookにログオンした瞬間から、AIのプログラムが起動し、あなたの動向は研究されている。AIは数百万というユーザーのデータと照合しながら、行動パターンや好みを分析している。
関連記事
カナダのトロント大学の組織でネット研究機関「シチズン・ラボ(Citizen Lab)」は、2017年1月から現在にいたるまで、一連の大規模なサイバー攻撃は計画的な活動であると示唆する報告書を発表した。
自動車大手「テスラ」と宇宙開発「SpaceX」のそれぞれの最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスク氏は、人工知能(AI)について「人類文明が直面する最大のリスク」と発言し、技術開発を監督するよう、政府の早期介入を求めた。
中国インターネットサービス最大手のテンセントが開発したチャットボット「ベビーQ(baby Q)」は、チャット利用者の書き込みに対して、「(中国当局が)腐敗している」「官商癒着」などと返答したことがわかった。テンセントは「ベビーQ」によるとチャットサービスを停止した。