静寂が漂う日本庭園。海外観光客にも人気だ(Pixabay)
禅の効果?

アルツハイマー患者 日本庭園を見て落ち着く

静寂の中に独特の景観を織りなす日本庭園。禅の思想が凝縮されたその美しい空間が、アルツハイマー患者を落ち着かせるという報告がある。ナショナル・ジオグラフィック・ボイスが伝えた。

研究を進めているのは、米ラトガース大学で造景学を研究する五島聖子教授(Seiko Goto)と、細胞生物学および神経科学の専門家カール・ハロップ教授(Karl Herrup)。

彼らは、ニュージャージー州の老人ホームにある32種類の庭園のうち、どれが好きかと老人たちに尋ねた。日本庭園の人気が高く、また庭園を眺めた老人たちの心拍数が低下したことから、アルツハイマー患者に対する効果についての調査が始まった。

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近所づきあい、職場の人たち、家族の問題…昔から、悩みごとのほとんどを占めてきたのが人間関係です。米国人のレオ・ババウタさん(Leo Babauta)が自身の著名なブログ「禅の習慣」(Zen Habits)で、その解決方法を紹介しています。
最新の研究によると、一部の老人は脳に広範なアルツハイマーの病状が見られるにもかかわらず、彼らには認知症の症状がないばかりか、逆に記憶力が高い人もいることが分かった。