病める米社会
ウーバー(UBER)の運転手、子供を人身売買から守る=米国
華やかなネオンと喧噪が渦巻く大都市の夜。一人のウーバー運転手が、犯罪者の魔の手から女の子を救った。
米国カリフォルニア州でウーバー(配車サービス)運転手をしているキース・アヴィラさん(Keith Avila、35)はある夜、三人の女性をピックアップして車に乗せた。女性たちは若かったが、そのうちの一人は16歳以下の子供にしか見えない。挑発的なミニスカートをはいた女の子が助手席に座り、あとの女性二人は後ろの座席に収まった。その時、何かがおかしいとアヴィラさんは感じたという。
3人の行先は、ホリデイ・イン(Holiday Inn)というホテル。アヴィラさんが目的地に向かうと、女性たちは女の子を「客」のもとへ送るとあからさまに話し始めた。
関連記事
米ボストン近郊にある全寮制の男子校カーディガン・マウンテン・スクール(Cardigan Mountain School)。裕福な家庭の男の子たちが在籍する名門校の卒業式に、アメリカ最高裁判所長官のジョン・ロバーツ氏が出席しました。将来有望なスクール・ボーイズたちに向けた、彼からのメッセージとは…?
乳児をあやして夜も眠っていないところに、3歳のエリアちゃんが起きてきました。エリアちゃんは不機嫌そうに泣いています。「今日も一日、長くなりそうだわ。夜も長かったんだけどね…」とため息をつきながら、自撮りする母親のエスター・アンダーソンさん。幼い子供たちを育てるのは本当に大変です。
危うく幼い命が波にさらわれるところだった。先月3日、トルコのチャナッカレにあるビーチで生後10か月になるメルダ・イルギンちゃん(Melda Ilgin)が浮き具に乗せられたまま沖に流された。