(Pixabay)
アラスカでの経験

狼を助けたことから学んだこと

高い知能を持ち、集団生活を好むため、飼いならすのは難しいとされる狼。しかし、時には人間との心温まる交流があるようです。新唐人テレビで伝えられた狼のお話をご紹介します。

あるアメリカ人の男性は、小さい時から世界一周することを夢見ていました。彼は高校を卒業した後は大学に行かず、旅費を貯めるためアラスカへ出稼ぎに行きました。彼は十分にお金を用意してから、2年間の世界旅行をした後、大学に行きました。今では希望通りの職に就き、活躍している彼は、アラスカでの出来事が忘れられないと言います。

彼はアラスカで、森林から伐採した木材を運ぶという仕事を担っていました。ある日、森の中で狼の吠える声が聞こえました。現場は一瞬、緊張が走りました。周辺を見回すと、罠にかかった狼がいました。罠を外してやろうと近づくと、狼は凶悪な様相で何度も彼に襲いかかろうとします。狼からは、母乳がポタポタと垂れていました。きっと、近くに狼の赤ちゃんがいるのでしょう。皆で手分けして4匹の赤ちゃんを見つけると、母親の狼の横に置いてやりました。

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