小田急ロマンスカーに新型車両「GSE」登場

新宿から箱根までを結ぶ小田急ロマンスカーに新型車両70000形が登場した。

歴代ロマンスカーには、Vault Super Express「VSE」、Multi Super Express「MSE」などと愛称があるが、今回は、開発コンセプトである「箱根につづく時間(とき)を 優雅に走るロマンスカー」をもとに、優雅さをあらわす「Graceful」を用いGraceful Super Express「GSE車」と呼ばれる。

車体は「薔薇」の色を基調とした「ローズバーミリオン」、屋根部を深い赤色の「ルージュボルドー」とし、側面にはロマンスカーの伝統カラーである「バーミリオンオレンジ」の帯をあしらい、伝統的なロマンスカーの色を踏襲しながらも上品さを醸し出している。

車両の特徴として、展望席は大型の一枚ガラスを採用し、ガラスの取り付け角度と座席の位置、ガラスの両側にある支柱の位置と形状を工夫することにより、前方の眺望を格段に向上。また、先頭車両は荷棚を無くすことで車内全体がより開放的になった。

展望席は大型の一枚ガラスを採用し、ガラスの取り付け角度と座席の位置、ガラスの両側にある支柱の位置と形状を工夫することにより、前方の眺望を格段に向上(小田急電鉄株式会社)

車両の側面窓はVSEやMSEよりも30cm高く、窓の繋ぎ目を極力少なくした連続窓とすることにより、流れ行く沿線の四季折々の風景が楽しめる。

窓の繋ぎ目を極力少なくした連続窓とすることにより、流れ行く沿線の四季折々の風景が楽しめる(小田急電鉄株式会社)

そのほか、左右方向の車両振動を低減する「電動油圧式フルアクティブサスペンション」を搭載し、揺れを抑制している。編成の全車両に搭載しているのは在来線量産車両としては、国内で初めて。

また座席下部に荷物を収納できるスペースなど、快適な車内空間を実現し車内無料Wi-Fiシステムによるインターネットへの接続環境の整備に加え、展望ライブ映像の鑑賞できるそうだ。

営業運転は来年、3月中旬頃になる予定。

(大道修)

関連記事
釈迦牟尼佛が父王の死に際し、人生の無常や執着を超える道について語り、難陀に出家を促すまでの感動的な物語。
断食の基本は「賢く食べること」 老廃物を輩出し、細胞を健康にして免疫力を高めるために、食べない時間を決めることなのです。顔中に吹き出物があった人が断食をして、吹き出物がきれいに消えた人を見たことがありますが、本当に美しい肌になりました。
香港で唯一の「レゴ認定プロビルダー」の洪子健さんのチームは最近、長さ26メートル、幅1.78メートルの中国絵画の至宝「清明上河図」を再現し、ギネス記録に認定した。
歳を取れば更年期障害。しかし、心を磨いてきた人にはなんてことはない。気分が軽いということは執着が少ないということ。どんな欲望や執着に対しても、離れて淡々とすると、体は軽くなる。
プロのテクニックで南向きの窓もピカピカに!筋を残さず仕上げるためのスキージー技術と道具の選び方を解説