日本進出の滴滴出行 台湾で利用者データを中国に転送
中国インターネット配車サービス最大手の滴滴出行(以下、滴滴)は9日、ソフトバンクと合弁会社を設立し、今後日本のタクシー市場に進出する計画を発表した。しかし、一足早くサービスを開始した台湾で問題が続出した。
滴滴は1月下旬、台湾でタクシーの配車サービスを開始した。台湾民主活動家の王奕凱氏は今月12日、滴滴は配車アプリを通じて取得した台湾人利用者のデータを中国当局に転送するほか、台湾で無許可の配車事業運営が、『両岸人民関係条例』や『公路法』に違反する疑いがあるとして、滴滴と台湾現地運営企業の責任者を相手に、台北市の地裁に訴状を提出した。
また、台湾立法委員(国会議員に相当)は、滴滴と台湾現地代理企業との間の資金状況が不透明な部分があり、中国側から資金が不正に流入した可能性があると指摘した。
関連記事
習近平政権は「反腐敗は長期戦」と強調。しかし内部関係者は、「本当の狙いは不忠な幹部の排除だ」と指摘する
「親の車は何ですか?」中国・山東省の公立中学校が、新入生に親の勤務先や役職だけでなく、車のブランドや購入価格、借金の有無まで申告させていたことが判明。「家庭の格付けではないか」と批判が殺到
中国の自動車ディーラーは経営圧力が強まっている。7割超の店舗が上半期の販売目標を達成できず、販売員の収入減や管理職給与ゼロの動きも伝えられている
中国当局が今度は「ダンス配信」まで規制。服装やダンスの動き、投げ銭の仕組みまで管理対象に。「健全化」の名目で、ネット統制は娯楽分野にも広がっている
中国各地で豪雨被害が拡大。広西ではダム決壊で村が孤立し、湖北では竜巻や強風により死傷者が出ている。62河川が警戒水位を超えた