米国務長官が更迭、対中政策がより強硬に=米メディア
トランプ大統領は13日、ティラーソン国務長官を解任し、後任にポンペオ中央情報局(CIA)長官(54)を起用すると明らかにした。一部の専門家は、中国批判を繰り返してきたポンペオ氏の就任は、トランプ政権の対中政策が一段と強硬になると分析した。
米メディアCNBC投資情報番組の司会を務めるジム・クレイマー氏は同日の番組で、ポンペオ氏がトランプ大統領と多くの政治主張において一致し、トランプ政権内の「タカ派」として知られると指摘した。クレイマー氏は「ポンペオ氏の国務長官の起用は、トランプ政権が中国当局を敵に見なしたことを意味する」と述べた。
クレイマー氏によると、ティラーソン氏は、北朝鮮問題だけではなく、貿易政策でもトランプ大統領と意見が相違した。一方、ポンペオ氏は中国当局とロシアが、米国に浸透工作を続けているとの認識を主張してきた。
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