台湾花蓮地震の被災地入りした日本の救助隊。(ANTHONY WALLACE/AFP/Getty Images)

台湾、中国記者の駐在申請を却下 かつて日本に関するフェイク報道

台湾行政院大陸委員会はこのほど、中国メディアの記者からの台湾駐在申請を却下した。却下の理由について、同記者が以前「フェイクニュースを流していた」と説明した。

申請を却下されたのは福建省の衛星テレビ「東南衛視」の葉青林記者。2月6日に発生した台湾花蓮地震を取材した葉記者はFacebookに「日本の救助隊は危ないとの理由で、探知機を提供するだけで倒壊ビルに入ることを拒否した」と投稿した。さらに、「中国の救助隊なら、絶対倒壊したビルに入って活動を行う」と付け加えた。しかし、それは人手が足りたという台湾側の判断だとのちほど判明した。

同記者の投稿はその後、中国国内でも報じられ、大きな話題となった。日本の救助隊派遣をめぐっては「日台政府の政治的演出」と批判する声が上がっていた。

▶ 続きを読む
関連記事
プラダは今後2~3年間、中国で毎年2~3店舗の直営店を閉鎖する方針を示した。グッチやカルティエ、ルイ・ヴィトンも店舗網を縮小
気付かぬうちに広がる対中依存。中国共産党は大型投資から地方浸透へ戦略転換。電力、交通、監視網を通じ、中南米で影響力を拡大している。
中国で新型コロナウイルスの陽性率が数週連続で上昇。激しい咳や高熱が長引くとの訴えが相次ぎ、病院の混雑や治療薬不足を指摘する声も出ている
中国・広西のダム決壊で、「死者は公式発表より多い」と発信した住民らが拘束され、救助隊も動画削除を迫られた。洪水だけでなく、「真実」まで押し流そうとしている
中国・深圳で幹線道路が突然陥没。2車線分の巨大な穴が出現し、朝の通勤ラッシュは大混乱に。現場近くでは都市鉄道の建設工事が進められていた