中国社会に再び衝撃 検査不合格のワクチンが乳児数十万人に接種
中国でこのほど、ワクチンメーカーの長生生物科技(長生生物)が製造した乳幼児の予防接種ワクチン「百日破」(DPTワクチン、ジフテリア・百日咳・破傷風の三種混合ワクチン)が販売基準を満たしていないと報じられた。問題のワクチンはすでに乳幼児に接種された。2008年毒ミルク事件の再来と喩えられ、事件は中国社会に衝撃を与えた。
同メーカーは他にも狂犬病ワクチンの不正が発覚していた。吉林省食品薬品監督管理局が15日、同省長春市に本社を置く長生生物に対して、狂犬病ワクチンの検査データの捏造(ねつぞう)が見つかったとして狂犬病ワクチンの生産停止を命じた。
20日、吉林省の薬品管理当局は、同社が2017年に製造したDPTワクチンが品質基準を満たさないまま、山東省疾病予防センターに販売したと発表した。このワクチンの対象は3カ月の乳児から6歳の幼児までだ。販売した数は25万2600本という。
関連記事
「孔子学院」は本当になくなったのか。米国で相次いだ閉鎖の裏で、非営利団体や文化交流事業を通じた新たな形の影響力工作が続いているとの指摘が浮上。中国語教育や訪中プログラムを通じ、中共の影響が教育現場に浸透している可能性が明らかになった。
経済統計は「美化している」とする中国当局の数字ですら、この惨状だった。北京、上海、広東省を含む28の省・直轄市で財政赤字。不動産不況で土地収入は激減し、地方財政は苦境に陥っている
昨年、中国重慶で反共スローガンを映し出した中国の反体制活動家、戚洪さんが英メディアに対し、英国で警察に助けを求めた際、中共政権寄りとみられる通訳者から「なぜ国を愛さないのか」などと詰問されたと明らかにした
カナダで上映されたドキュメンタリー映画『国家の臓器』。大紀元編集者のヤンが上映後に登壇し、中国で続く人権侵害や情報封鎖の実態について語り、真相を伝えることの重要性を訴えた。
1989年6月4日の天安門事件から37年。記念日直前の5月31日未明、ロサンゼルスの六四記念館に何者かが侵入し展示品を破壊。中共による越境弾圧との見方も強まっている