臓器狩り
「一帯一路の波に乗り」臓器移植の中国モデル、世界に波及させる構え=中日友好病院
中国衛生当局は、7月中旬吉林省長春市で開催された「第9回全国臓器提供および移植フォーラム」において、近年国民による臓器提供の増加で、中国の臓器移植事業が大きく発展したと述べた。しかし、海外の独立研究者や人権団体は、当局の統計データに矛盾があると指摘し、中国当局が依然として禁止された死刑囚らの臓器を使用していると批判した。
同フォーラムは7月14日と15日に開催された。中国国家衛生健康委員会医政医管局の郭燕紅・副局長は、「2017年、中国における臓器提供件数と移植件数は世界2位となった」と述べた。
また、郭副局長によると、2017年中国国民による臓器提供は5146件で、移植手術件数は1万6000件を上回ったという。臓器提供のうちの86%は、臓器提供者(ドナー)の自主提供による。残りの14%は、親族間の生体移植だという。また、17年の臓器提供者数が人口100万人あたり3.72人と過去最高水準になったという。
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