アフリカ豚コレラ、中国で初めて発生 47頭死亡

日本の農林水産省によると8月3日、中国遼寧省瀋陽市にある養豚場で、アフリカ豚コレラによる発生が確認された。これまで東ヨーロッパなどで発生例が報告されていたが、中国では今回が初めて。

農水省によると、瀋陽市瀋北新区の1件の養豚場で飼養する383頭中、47頭がアフリカ豚コレラにより死亡したという。発生原因は明確にされていない。

瀋北新区政府の通知や新華社の報道によると、この養豚場で1日までに大量死した豚を中国動物衛生流行病学センターが検疫したところ、3日に豚コレラであると判明した。同政府は消毒と防疫処理が終わるまで入域できないよう、周辺道路の封鎖令を出した。

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