古代中国宮廷美人たちの美容法
美しくなりたい、美しさを保ちたいという女性たちの心は、今も昔も変わりません。古代に生きた美女たちは、どんな方法で美しさを保っていたのでしょうか。ここでいくつかの方法を紹介しましょう。
1.産み落とされたばかりの卵の殻に、一つの小さな穴を開ける。卵の黄身を取り出し、辰砂(しんしゃ・水銀を含んだ鉱物)の細かい粉末20グラムを卵の中に入れる。蝋(ろう)でその穴を閉じ、普通の卵と一緒に鶏に孵化(ふか)させる。他の卵が孵化すると、この卵の中身は美容液として使えるようになる。使い方は、毎回洗顔した後、この美容液を少し顔に塗るだけでよい。皮膚が潤い、美白効果がある。
2.端午節(旧暦の5月5日)に、益母草(ヤクモソウ)の全草を採取して、乾かしてから、細かい粉末にする。この粉末に適量の小麦粉と水を合わせ、卵ぐらいの大きさに丸めて乾かす。この丸薬を炭火で乳白色になるまで焼く(約2時間)。完全に冷めてから細かい粉末にする。この粉末300グラムに滑石粉30グラム、紅(植物色素)3グラムを入れて混合したあと、容器に詰めて保存する。使い方は、毎日朝晩この粉を少し取って、水で濡(ぬ)らしたあと顔に塗り、しばらくしてから洗い落とす。美肌を保ち、しわ予防の効果がある。
関連記事
AIが真偽を曖昧にする現代、孔子の「巧言令色」の警鐘を重ね、日本の職人技に宿る「人の時間と心」に注目。機械には決して偽造できない、手仕事が生み出す究極のリアリティと真の信頼(信)の本質に迫る一編
裸足で大地に触れるだけで、心身に変化が起こる? グラウンディングに期待される14の健康効果と、研究の現状、実践方法を紹介します
親がスマホに気を取られていると、子どもはどう感じるのでしょうか。研究が示す親子の絆への影響と、つながりを深める習慣を紹介します。
高血圧は認知症の危険因子ですが、虚弱な高齢者では異なる傾向も。約6千人の研究が示した、血圧と認知症リスクの意外な関係を紹介します
泥から名器へと生まれ変わる宋代磁器の製作過程を通して、人生の試練の意味を紐解く随想文。過酷な窯の烈火をくぐり抜けてこそ本物の輝きと気骨が宿るように、逆境こそが人を美しく磨き上げるのだと静かに語りかけます