中国当局のアフリカ投資拡大にともない、現地に進出する中国企業の経営者らによる人種差別的な言動が目立っている(YASUYOSHI CHIBA/AFP/Getty Images)

「ケニア人はサルだ」、発言の中国人を国外退去処分 

アフリカ諸国で中国当局による経済援助の拡大とともに、現地人に対する人種差別が横行している。

米紙ニューヨークタイムズ15日の記事によると、ケニアでは9月初め、中国人実業家が現地従業員に対して、「ケニア人は皆、サルだ。(大統領の)ウフル・ケニヤッタもそうだ。一人も残らず」などの暴言を吐いた。その様子を捉えた動画がツイッターに投稿された。

ケニア政府は9月6日、この中国人実業家を逮捕し、国外退去の手続を行っていると発表した。

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