使わない充電器をコンセントから抜くべき3つの理由

電子機器が生活必需品となったいま、毎日の充電は欠かせないルーティンワーク(日課)となっています。面倒だからスマートフォンの充電器をそのままコンセントに挿しっぱなし、ということもあるかもしれないです。しかし、その習慣はもったいないばかりか、危険でもあるのです。その理由は3つあります。

1. 事故の危険性

長時間使用されている充電器は熱を発生させます。品質の低い充電器を使用すると、オーバーヒートや短絡の原因となり、火災、爆発、偶発的な感電などの事故の原因となる恐れがあります。

2. 充電器の老化

充電器は変圧器を用いて高電圧を低電圧に変換します。たとえ電子機器が接続されていなくても、コンセントに差し込まれている充電器には電流が流れています。時間が経つにつれ、充電器の材料が老化し、結果として充電器の寿命が短くなります。

3. ムダな電気代

充電をしていない間も、充電器がコンセントに差し込まれている限り、電力を消耗します。例えば、iPhoneの充電器がコンセントに挿しっぱなしである場合、月に130ワット、年間で約1.5キロワットの電力を消費します。

対策

では、どうすればよいでしょうか。充電後は必ず電源プラグを抜くことです。もしくは、スイッチ付きコンセントもよいでしょう。使用しない時にスイッチを切れば、問題を解決することができます。

(編集・文亮)

関連記事
記憶力や認知機能を高めるために役立つ4つの栄養素をご紹介。脳の健康を支え、日常の学びや思い出をしっかりサポートします。
生姜とナツメのお茶は、体を温め、血行促進や免疫力向上に役立つ伝統の飲み物です。秋冬の寒い季節にぴったりの6種レシピと効能を紹介し、体質に合わせた楽しみ方も提案します。
メトホルミンが糖尿病以外にも多様な健康効果を持つ可能性を探る注目の研究を解説。老化抑制や体重減少、がんリスク低減の可能性まで、その有用性とリスクをバランスよく考える内容です。
寒い季節こそ、ゆったり過ごし心身を整えるチャンス。睡眠や食事、メンタルケアで冬を快適に楽しむ方法をご紹介します。
50年以上前から次世代の食料として研究されてきたオキアミ(プランクトン)。クジラなどの海洋性生物にとっては生存のための原初的な存在だ。そのオキアミからとれるオメガ3が注目されている。本文にあるようにオメガ3は人の健康にとっても有益なものだ。クリルオイルは、オメガ3と抗酸化成分が豊富で人気のある健康補助食品。フィッシュオイルに比べてコストが高い点が難点だが……