(JONATHAN NACKSTRAND/AFP/Getty Images)

[今日は何の日] 11月27日 ノーベル賞制定記念日

1895年11月27日にアルフレッド・ノーベルが遺言状を書いたことから、ノーベル賞制定記念日となった。この遺言状からノーベル財団が成立され、1901年11月27日に、第一回目のノーベル賞授賞式が行われた。今では、アルフレッド・ノーベルの命日である12月10日にノーベル賞授賞式が行われている。

2018年、ノーベル生理学医学賞は京都大学特別教授である本庶佑(ほんじょ たすく)博士と米テキサス大学のアリソン教授に授与すると発表した。世界最高の栄誉ともいわれるノーベル賞の受賞者たちだが、中には受賞を辞退した人もいる。

1964年の文学賞受賞者ジャンポール・サルトル氏(Jean-Paul Sartre)と1973年の平和賞受賞者で、元ベトナム首相レ・ドゥク・ト氏(Le Duc Tho)は自ら受賞を辞退した。その他に、政府の圧力により辞退せざるを得なかった人もいた。ノーベル化学賞を受賞したドイツのリチャード・クーン氏(Richard Kuhn)、アドルフ・ブットナント氏(Adolf Butenandt )、ゲルハード・ドマク氏(Gerhard Domagk)は、ノーベル賞の受賞をヒトラーから禁じられた。後に、3人はメダルと授与状を受け取ったが、賞金はもらえなかった。

▶ 続きを読む
関連記事
抜け毛や白髪は年齢だけの問題ではないかもしれません。中医学では、髪の状態は「腎のエネルギー」と深く関係すると考えられています。下半身の簡単なストレッチが、髪の健康を支えるヒントになる可能性も。
髪は見た目以上に多くを語ります。ストレスや栄養状態、環境曝露まで記録する“健康の履歴書”としての可能性と限界を、最新研究と専門家の視点から読み解く注目記事です。
「少量なら大丈夫」は本当?240万人を分析した最新研究が、わずかな飲酒でも認知症リスクが高まる可能性を示唆。脳の健康とお酒の付き合い方を見直すきっかけになる一記事です。
「忙しい=充実」と思っていませんか。最新の研究と実体験から、過度な忙しさが心身や人間関係に及ぼす見えない代償を解説。立ち止まることの本当の価値を考えさせられる一編です。
透析は命を救う治療だが、腎臓が本来持つ「回復力」を見えにくくしてしまうこともある。必要な時だけ透析を行う新たな治療法で、回復率が高まったという研究と、透析を離脱できた女性の実体験。