子どもの不眠症から解放された母親の体験談
スウェーデン在住のエバ・サガフォース(Eve Sagerfors)さんは、娘のマルバちゃん(Malva、10歳)の不眠に長年悩まされてきました。他の兄弟はすぐに眠りにつくのに、マルバちゃんだけはいつまでも目がさえています。
「ママ、眠れない。私はきっと、朝まで眠れないわ」毎晩、マルバちゃんは絶望的な表情でベッドに座ったまま、繰り返し母親のエバさんにつぶやきました。
脳が興奮状態にあると眠れなくなると考え、エバさんが夫と共に考えたのは、昼間の活動を制限することでした。マルバちゃんには友人と遊ぶことを控えさせ、夜はなるべく静かな雰囲気の中でリラックスさせようと努力していました。しかし、思った程の効果は得られませんでした。
エバさん夫婦はなすすべもなく、マルバちゃんは相変わらず眠れない夜を過ごしていました。
奇跡的に不眠が治った
長年、エバさん夫婦は法輪功(ファールンゴン)を修煉してきました。座禅と動功で身体を鍛錬し、同時に心を修める伝統の気功法です。ある日、マルバちゃんも参加することになりました。全部の動作を行うと2時間かかりますので、マルバちゃんは短めにしてやってみました。
そして、その日の夜、家族が煉功から帰ってくると、奇跡が起きました。なんと、マルバちゃんはベッドに入り、すぐに眠りについてしまったのです。これは気功をやったからなのでしょうか?不思議に思ったエバさんは、翌朝マルバちゃんに聞いてみました。
「昨夜はなぜ、すぐに眠れたの?」
「ただ、うまく眠れたのよ。なぜだか、ママも分かるでしょう?」
その時、法輪功の効果を確信したエバさんとマルバちゃん。早速、その日から毎晩、一緒に座禅を組むことにしました。
心が穏やかになった
就寝前に座禅をするようになってから、マルバちゃんの状態は劇的によくなりました。大人が座禅する場合は通常1時間ですが、マルバちゃんは、ほんの10分程度。ソフトでゆっくりとした音楽とともに瞑想すると、マルバちゃんの心も穏やかになるようでした。5カ月間、座禅を続けた結果、マルバちゃんはほぼ毎晩、ぐっすりと眠れるようになりました。
更によかったのは、マルバちゃんの朝の機嫌がずっとよくなったことです。以前は睡眠不足のためか、朝から怒りっぽく、イライラしたりしていましたが、今ではそれもなくなったとエバさんは言います。
不眠の時は、常に色々な雑念が頭を駆け巡り、また翌朝に起きられないことを心配して、ますます眠れなかったと話すマルバちゃん。ところが、座禅をして瞑想すると、「途端にいろいろな考えが消えて、心配事もすぐになくなった」そうです。子どもに限らず、大人でも不眠症に悩む人は少なくありません。法輪功で修煉し、心と体を浄化すれば、自然に眠れるようになるのではないでしょうか。
(翻訳編集・郭丹丹)
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