豚肉加工品からアフリカ豚コレラ 中国有名企業10数社
河南省鄭州市に本社を置く食品メーカー、三全食品が生産する豚肉入り冷凍水餃子から、アフリカ豚コレラ(ASF)のウイルス遺伝子が検出されたと中国紙、新京報が15日に報じた。また、他の豚肉加工品メーカー10数社の製品からも同様の結果が出たとのネット情報が広まっている。
米ラジオ・フリー・アジア(RFA)広東語電子版が17日、情報筋からの情報として、甘粛省農業庁が同日の内部通達で、「上海国福龍鳳食品」「科迪食品集団」を含む中国の有名食品加工企業10数社の40ロットの製品からASFウイルス遺伝子を検出したと注意喚起した。この10数社が販売する豚肉加工品は全国市場シェアの5割を占めるという。
また、仏国営放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)16日付の報道では、甘粛省当局が、省内蘭州市や武陵市など各市で販売される豚肉加工品大手11社の製品を対象に、40ロット計83のサンプルを取り、ASFウイルス遺伝子検査を行ったことが明らかになった。
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先日、中国・河南省の食品メーカーの豚肉入り冷凍水餃子からアフリカ豚コレラのウイルスが検出されたことがあきらかになりました。その後、他の大手食品メーカー10数社の冷凍食品からもウイルスが検出されました。
[ハノイ 19日 ロイター] - ベトナム当局は19日、同国の農場3カ所でアフリカ豚コレラウイルスを検出したことを明らかにした。ベトナムでは初の感染確認となる。 動物衛生局は、首都ハノイ南東のフンイエン省とタイビン省にある関連の農場で、すべての豚を殺処分したと発表した。 同局のファム・バン・ドン局長は記者会見で、「豚コレラは人間には感染しない。国民や生産者はパニックに陥る必要はない」と強調。「(
中国農業農村部は23日、北京市房山区にある2カ所の養豚場でアフリカ豚コレラ(ASF)の発生を確認したと発表した。中国では現在、20の省にASFの感染が広がっている。
中国でアフリカ豚コレラのまん延が深刻化している。当局は8日、南部福建省莆田市城廂区で53例目となるアフリカ豚コレラ(ASF)の発生を確認したと発表した。当局によると、ASFの感染は8月3日に東北部遼寧省で1例目が確認されてから、現在16の省・直轄市に拡大している。