編笠百合(アミガサユリ)
茶席によく馴染む 茶花
編笠百合は中国原産で日本全国に栽培されているユリ科の半蔓性多年草。薬草、観賞用として植えられていますが、半野生化しているものもあります。早春に、茎の先端部に1、2個ずつ、淡黄緑色の鐘状花をやや下向きにつけます。花被(ガクと花冠)の内側に紫色の網目状斑紋が見られます。
独特の風合いから、茶席にあっても良く馴染み、茶花として珍重されています。茎は直立し上部で線状葉に、そして、先端が巻きひげ状となります。6月頃、茎と葉が枯れる頃に鱗茎を堀上げ、十分天日乾燥したものが生薬の貝母(ばいも)で、この内、日本市場品は主に浙貝母(せつばいも)です。大粒の白くて充実した鱗茎が上質です。
同じユリ科にコバイモがあります。日本中部から四国にかけての山地の日陰に自生し、淡桃色の鐘状花が下向きに咲きます。変種のコシノコバイモの特徴は花被片の縁に毛状突起があることです。いずれも茶花に好まれますが、絶滅種として挙げられています。
関連記事
胃の重さや膨満感が気になる人へ。古くから親しまれてきた発酵食品ザワークラウトの力と、家庭でできる作り方を丁寧に解説。腸から整える食習慣の第一歩におすすめの一編です。
夜11時前の就寝が、肌と体の回復力を大きく左右する——中医学と最新研究の視点から、美容睡眠の本当の意味と整え方を解説。忙しい現代人こそ知っておきたい、実践的ヒントが詰まった一篇です。
頭を打った経験が、将来の認知症リスクに影響するかもしれない。中医学と研究知見から、マッサージ・食事・自然で脳を守る実践法を解説。日常でできるケアが見えてくる一篇です。
冬の乾燥で荒れがちな肌に、カボチャの自然な力を。食べても塗っても潤いを与える栄養と、簡単にできる手作りスキンケアを紹介。季節を楽しみながら肌を整えたい人に。
古くから「神聖な薬草」と呼ばれてきたホーリーバジル。ストレス緩和から美容、生活習慣ケアまで、最新研究が明かす九つの実力をわかりやすく解説。毎日の健康習慣に役立つ一記事です。