2009年、新疆ウイグル自治区ウルムチで、中国軍兵士が横切るのを見つめる少年(Guang Niu/Getty Images)

ジュネーブで国連代表部会議 専門家「新疆は成人6人に1人が拘束」

中国の民族政策に詳しいドイツの研究者は13日、スイスのジュネーブで開かれた米英独など各国国連代表部主催イベントに出席し、新疆ウイグル自治区の収容施設には、推計150万人が拘留されている可能性があると述べた。

新疆ウイグル自治区は、トルコやキルギスタンなど中央アジアと国境を接し、数百万人の少数民族が住む。中国政府は同地区で「過激主義の脅威を抑制する」という名目で、数十の収容施設を設置している。

英語圏の主要メディアが海外ウイグル団体の証言を報じるなどして問題が明るみになった2017年頃から、中国政府は思想矯正施設、再教育キャンプ、職業訓練センター、寄宿学校などと説明を二転三転させている。

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