上海で2018年9月に開かれた技術展示会で、AI自動運転に試乗する女性(STR/AFP/Getty Images)

マイクロソフトのFaceAPI、中国企業が住民監視に使用か=調査 

中国共産党政権の監視政策に従い新疆ウイグル自治区の住民を監視する、深センの企業・深網視界科技(SenseNet)は、IT世界大手マイクロソフトの顔認証技術FaceAPIを利用している可能性がある。オランダの調査機関GDI基金代表が明らかにした。

AI顔認証など生体識別技術を開発する深網視界科技が2月、GDI基金ビクター・ジュベール(Victor Gever)代表により、監視政策に基づいて新疆や他の地域で、250万人以上の動きを追跡していると伝えられた。

ジュベール氏は、マイクロソフトが所有する顔認証技術Azure Face APIを深網視界科技が使用している可能性があると、ソースコード管理サービス「GitHub」に残る深網視界科技の利用データに基づき指摘した。GitHubは2018年、マイクロソフトに買収されている。

▶ 続きを読む
関連記事
天安門事件の未公開写真特集、第7回。歴史の大きなうねりの中で生きた人々の姿。封印されていた写真の数々から、1989年の北京を振り返る
北京大学の饒毅教授が、中国の学術不正は「世界記録級」と指摘。論文数の急増とともに不正の割合も前例のない水準に達し、処分の不十分さや監督体制の課題が浮き彫りとなっている
世界ウイグル協会総裁のアラウドゥン総裁は国際社会に対しても行動を求めた。もし国際社会が天安門事件の教訓に真剣に向き合っていれば、現在のウイグルでのジェノサイドだけでなく、チベット人、モンゴル人、香港の人々に対する起きなかったかもしれないと指摘した
サッカー中国代表はW杯出場枠拡大の恩恵を受けられず低迷。過剰投資ではなく政治介入や統制体制が成長を阻害し、草の根文化の欠如が根本原因と指摘する
経済協力開発機構(OECD)の最新報告書によると、過去20年足らずの間に中国企業が獲得した世界市場シェアの約60%が中国共産党(中共)の国家補助金に依存していることが明らかになった。OECDは、補助金を頼りに市場シェアを拡大することはスポーツにおけるドーピングと同様だと指摘した