世界の約3割の人がフォーク、4割が手、残り3割は?
世界の人々が食事に使うのは、約3割がフォーク、4割が手、残り3割は? 答えは、私たち日本人に馴染み深い箸。いつ頃から箸は使いだされたのだろうか。石器時代にさかのぼるとの説もあり、銅や金、銀、象牙の箸があったと古書の記録にはあるが、竹製や木製が広く使用されたと考えられている。
人間は箸をいつごろから使い始めたか、確証された説はないが、多くの考古学の文献には、安陽殷墟(BC1600 ~ BC1046)の墓から出土した6本の青銅製の箸が一番古いものとされている。しかし長江と淮河流域の東部にある龍虯莊(りゅうきゅうそう)新石器時代の遺跡から出土した42本の骨製の箸は、その歴史をさらに3000年早めた。
殷の紂王時代(紀元前1100年頃)にすでに象箸(象牙の箸)が使用されており、歴史の中には金の箸、銀の箸もある。箸に当たる記述として「箸」「梜」「梜提」「筴」「筯」「快」「快子」「筷子」「快児」などが用いられることから見れば、昔から箸は主に竹製のものか木製のものが一般に使われていたようだ。
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