名医が施した奇跡の医術
『史記』の「扁鵲列伝」の中にこのような物語があります。扁鵲は若い頃にある官舎の舎長でした。賓客の長桑君はよくその官舎に立ち寄っていました。毎度、扁鵲は長桑君に対して丁重に待遇していました。長桑君は主に道徳や品行の面で、扁鵲に高く評価していました。
2人が知り合って十数年余りが経ったある日のこと。長桑君は扁鵲を呼んで2人だけで対坐し、「私は秘法の医術を心得ているが、年老いたのであなたに秘法の医術を伝えたいと思う。他言しないように」と密かに言いました。扁鵲は「謹んでお言葉に従います」と答えました。
そしてある日、長桑君は懐中の薬を取り出して扁鵲に与え、「これを雨露(あまつゆ)で飲み、30日経つと不思議な現象を見ることが出来るようになるであろう」と言って、秘法の医術書をすべて扁鵲に手渡しました。その全てを扁鵲に与えると長桑君の姿が突然、消えました。
関連記事
現代の日本が抱える健康問題や少子化、環境問題に対し、根源である「土」から解決をめざす。独自の堆肥化技術を展開する葉坂プラントの葉坂社長は、失われつつある「日本人の心」と命の循環の回復を掲げ、発信を続けている
春のアレルギーは体質や生活習慣とも関係。栄養・腸内環境・ストレスなど多角的に整えることで、症状の緩和をサポートする方法を紹介します。
コウライキジやキンケイなど、世界に存在する美しいキジ6種を紹介。自然の中で輝く色彩と個性豊かな姿は、まさに「生きた芸術」です。
苦味は代謝や炎症、消化に関わる重要な働きを持つことが研究で明らかに。苦い食材を適度に取り入れることで、体のバランスや健康維持を支える可能性があります。
コップに残した水、翌日も飲んで大丈夫?意外と知らない「12時間ルール」と細菌リスク、さらに温かい水と冷たい水の違いまで、専門家の見解をもとにわかりやすく解説します。