広島県の温井ダムで迫力の放水を間近で体験できる(正恵/大紀元)
広島県の温井ダムで迫力の放水を間近で体験できる(正恵/大紀元)
ぶらり散歩道

飛び散る水しぶき 迫力の大放水 広島県温井ダム

広島県山形郡安芸太田町にある温井(ぬくい)ダムは毎年、貯水調節のため、一定期間の放水を行うので、迫力の放水を間近で体験できるスポットになっています。また紅葉の名所としても知られ、観光客や家族連れにも人気があります。

私がこの放水を体験したのは4月後半でした。

この日は平日で、午後2時から15分間、放水を見ることができました。

ダムの下部に降りて間近で見るため、まずエレベーターに乗り、そしてトンネルを通り(トンネル内は16℃に保たれていて約200mです)外に出るとダムの全景が見え、全国で2番目の規模だと聞いていましたが、さすがにデカイ!

堤高順では黒部ダムに次ぐ全国で2番目の規模の温井ダム、さすがにデカイ!(写真/正恵)

放水時間が近づくと、雨具(しぶきよけ)などを用意した人たちが集まってきました。

大きなサイレンと共に放水が始まりました。最初の一瞬だけおとなしく、次の瞬間、辺り一面、激しい水しぶきに包まれ、その場に居られなくなり移動しました。それにしてもすごい迫力! 

勢いの強い水しぶきに包まれ、その場に居られません。それにしてもすごい迫力! (正恵/大紀元)

この状況を上から見ようと、またエレベーターにのりトンネルを走って出て、上からの放水を見ることができました。なんと言っても15分間しかないのですから。 

上から見ても大迫力(正恵/大紀元)

龍姫湖(りゅうきこ)と名付けられたこの湖は、とても広くたっぷりと水をたたえていました。 

ダムによってできた湖、龍姫湖(正恵/大紀元)

帰り路、遅咲きの八重桜をダムの下降沿いに見ることができ、この日は大迫力のダムの放水とかわいい八重桜も見られ、とても幸せな気持ちでした。

湖の辺りには山桜が(正恵/大紀元)
可愛く咲いていた遅咲きの八重桜(正恵/大紀元)

今年もこの龍姫湖で「RYUKI AQUATHLON」が6月29(土)、30(日)に開催されます。

《2019 龍姫湖アクアスロン・オープンウォータースイム in 温井ダム&パドラーズカップ》

アクアスロン(30日) コース:(スイム)1.5km、(ラン) 11km、(カヤック)1.5km

こちらも見逃せない楽しみの一つです。

詳しいお問い合わせは、龍姫湖アクアスロン実行委員会まで

(正恵)

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