(Lopolo/Shutterstock)

赤ちゃんの免疫システム 時とともに成長、母親の影響で活性化に弾み

生後間もない赤ちゃんの免疫システムは、他の器官同様、完全ではありませんが、細胞、タンパク質などからなる保護機能である免疫力は、無数の病原体から赤ちゃんを守るために毎日成長し、強くなっていきます。

赤ちゃんの免疫システムは、誕生時には極めて脆弱で影響を受けやすく、代わりに母親の体から母乳を通して免疫力(受動免疫)を与えてもらいます。母乳は保護免疫グロブリンに富み、有害なバクテリアやウィルスから体を守ってくれます。免疫グロブリンは消化管に存在し、赤ちゃんの健康を損なう恐れのあるバクテリアの成長を妨げます。

母親は胎盤を通してIgG(免疫グロブリンの中で最も多く血中に存在する)のような有益な抗体を送り、妊娠初期の数か月間、赤ちゃんを守ります。母乳には、有益な抗体がたくさん含まれており、それは母親自身の体が病原体に対抗するために蓄えたものなのです。

▶ 続きを読む
関連記事
ケールの栄養、効能、食べ方、保存法までまとめた完全ガイド。苦みを抑え、吸収を高める調理のコツも紹介します
寝返りを打っただけで、突然ぐるぐるめまいがすることがあります。原因は、耳の中の小さな「石」かもしれません。
肉や卵だけを食べるカーニボア食は、危険な流行か、治療の道具か。腸、栄養、心臓への影響を科学的に考えます
1200年の歴史を誇る京都の「西陣織」をはじめ、存亡の危機に瀕する日本の伝統工芸の過酷な現実と課題を浮き彫りにした一編。市場原理と文化継承の葛藤を描きつつ、手仕事の価値を後世へ残すための責任と希望を問いかける
今日、歯が痛くても抗生物質があり、暑くてもエアコンがある。当たり前すぎて気づかない現代の恩恵を、先祖の目線から見つめ直してみると、日常への感謝が自然と湧いてきます