(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

宇宙は巨大な生命体である

何人かの研究者は宇宙自体が生命体であると考えている。なぜなら生命の形態はさまざまに異なっており、生命の規模もウイルスのような小さなものから、宇宙のような大きなものまで、さまざまであると考えられているからだ。

早くも紀元前500年、古代ギリシャの哲学者アナクサゴラスは、宇宙が巨大な生命体であると認識していた。その後、プラトン、ストイック、新プラトン主義のプロティヌスのような学者たちも宇宙が生命であることを論議していた。

これらの学者たちは、銀河、ブラックホール、星、クエーサー、星雲、小惑星、そして我々人間はこの宇宙のさまざまな組織構成であると述べていた。

ほかの生命は人間と違って、必ずしも酸素と水が必須であるとは限らない。生命の規模もそれぞれである。生物学は、ウイルスからクジラまで、もちろんより小さいものからより大きいものまで、すべては生命であると発見した。

そして多くの研究者はまた、宇宙にも出生、成長、繁殖と死亡の特徴があり、例えば、宇宙の拡張は成長と見なされ、宇宙は遠い将来に死亡を迎えることも認識した。

それなら宇宙も繁殖できるのか? 複数の宇宙が存在しているのか? もし複数の宇宙が存在しているならば、宇宙には家族がいるのか?

カナダのペリメーター理論物理学研究所の理論物理学者であるリー・スモーリンは、上記の宇宙繁殖の問題について、理論的に肯定的な答えを示した:宇宙には自分の家族と子供たちがいるが、彼らはブラックホールのエリアに隠されている。

スモーリンは「自然の法則は完璧で、宇宙は生命を生み、育てることができる」と言った。彼は宇宙の法則は信じられないほど完璧であると考えているようだ。我々の生物学を通し、この宇宙の法則はどれほど神秘であるかがわかる。

宇宙論者たちが認めなければならないのは、もし自然が完璧ではなければ、自然が強くなっても弱くなっても、銀河や星は形成されず、微視的な原子も形成されないので、宇宙も存在しないということである。

スモーリンは「宇宙は生物学に記述されているように成長している。ブラックホールを通して代々生み出し、そして宇宙群まで形成する」と述べた。

(翻訳・謝 如初)※看中国から転載

関連記事
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。
神韻芸術団2025年日本公演間近、全国42公演予定。伝統文化復興を目指す公演に観客の支持と絶賛の声が相次ぎ、チケットも記録的な売上を上げている。